Why is she here? -why write it?-





すぅ、すぅ。

あれ・・・?なんでここに佳奈多さんが居るんだ?

そして何故ここで寝てるんだ?

すぅすぅ。

気持ち良さそうに寝てる佳奈多さんを見て、一つ思った。

これ、やばくね?





さて、状況を整理してみよう。

ここは、大学の男子寮だ。

そして更に付け加えると、僕の部屋のはず。

相部屋は・・・真人だった。

正直、真人がここの受験をクリアした事は高校の時以上に衝撃だった。

確か、謙吾は実家の剣道場を継いだ。

あそこは今でも結構門下生も居るし、謙吾も十分に才能を発揮しているようだ。

恭介は確か、徒歩で東京に行こうとして、行き過ぎて北海道徒歩で(どうやって海越えたんだろう・・・)行って、

『今から最北端行った後ちょっと最南端行ってくるぜ!』ってメールが来たからとりあえず放置しといた。うん。

鈴は、『私は至高の高みに行く。理樹もくるか?』

兄妹二人して・・・うん。こっちも放置しといた。





とまぁ、入った学校に佳奈多さんが居て、真人以外に知り合いも居なかったから、

自然と佳奈多さんと話す事が多くなった。

そのまま、とても仲良くなっていった。

でも。

「なんで佳奈多さんが・・・」

確かに、僕たちは付き合っていた。

キスもしたし、その・・・肌を重ねた事も・・・って、橘さん!?

何言わせてるんですか!?





んーとねー僕は甘甘が好きなのに書けないから設定から甘甘にしたんだよー

「もう!きっと修正してくださいよ!」

んー暇だったらねー

「ひどいやひどいや・・・」





小一時間たって。

そろそろ理樹君復帰しようか?

「あ、はい・・・って、誰のせいだと思ってるんですか!?」

はい、復帰しました〜

「ひどいや・・・」

まぁいいや。本題に戻ろう。

ここは男子寮。

高校の時とは違ってここの寮は厳しく、入寮式の時の寮長の挨拶が、

『寮は女人禁制だ!』

と言う訳で、ここの寮には女の子の気配がまったくもってない

けど…

「ん、んむぅ・・・」

カ、カナタサーン!!!

なんでここで寝てるんですかー!

「あ、おはよう」

いやいやいや、おはようじゃなくて。

なんでここに佳奈多さんが?

「そりゃあ、理樹の側に居たかったからよ。」

「あ、あのー・・・とっても嬉しいんだけど、ここ女人禁制だよ?知ってる?」

「ええ知ってるわ。風紀委員が知らないでどうするのよ」

そう。佳奈多さんは高校の時の実績が認められて風紀委員にスカウトされたのだ。

って、そんな事は今は関係無く。

「じゃあなんでここに居るのさ・・・」

「あら、知らないの?」

「なにを?」

「昨日、寮生活について新ルールが施行されたのよ」

「って、どんな?」

なんだかすごーく嫌な予感がしますよ?





「寮は女人禁制、但し、結婚を取り決めた者同士なら同室を許可するって奴よ」





「は・・・?」

「だから、こっちの部屋に越して来たの」

「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」

「理樹ぃ・・・だめ?」

もう無理です。耐えられません。

「うん、いいよ・・・」

こうして、僕らは同じ部屋で住む事になった・・・





その後。

「所でさ・・・荷物とかどうなってるの?」

「あら?言わなかったかしら?」

「え?」

全身から汗がひく。

「今日はここに来たけど、明日から男女共同寮、通称、婚約寮に引っ越しよ?」

「あ、うん、分かったよ・・・」








あとがき。
まず最初に言っときますが、この設定、続くかどうか分かりませんw
これ、一応短編って事なんですが、連載するかどうかはさっぱりです。
ここで、設定でも。


この世界は、リトルバスターズの力で作られた、虚構世界から脱出後、
誰とも付き合わなかった理樹が大学で偶然出会い・・・(ryです。
まぁ、よくあるっちゃよくありますねwww
以上、設定終わり!


んで、しつこいようですが、この設定、連載すればそのまま残ります。
ですが、佳奈多モノを書く場合は、出来るだけこの設定を使っていきたいと思います。

少し長くなってしまいましたが、最後まで見て下さりありがとうございました! 遅筆ですが、よろしくです。





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